こんにちは。えび天です。
このサイトにお越しいただきありがとうございます。
私は25歳で貯金300万円を貯めました。
この記事では、ミニマリズムについての著書「より少ない生き方 ものを手放して豊かに生きる」
の要約、実践してみた結果について解説していきます。
本書の著者はミニマリズム運動を代表する活動家の1人、ジョシュア・ベッカーさんです。
この本を読むと、ミニマリストへの見方が変わります。
また、別件ですが、私が100万を貯めた方法に関する記事も下記にのせておきます。
参考にしてみてください。
100万円を貯金するならどうすればいい?年100万円貯める節約家が教えます。
本書を読むべき人
この記事を読む前に、質問です。
皆さんは下記のような悩みはありませんか?
・家にものがあふれており、片づけたい。
・もったいないと感じて、物が捨てられない
・ついつい、セール品などを購入してしまうが、買った後に後悔することが多い。
・人によく見られたいと思って、高級なブランド品を何個も買ってしまう。等々
このような悩みがある人はぜひ、読んでいただきたい一冊です。
本記事は、家の中に物があふれかえっており、片づけようと思ってもなかなか片づけられない
人に向けた記事になります。
この記事を読み終わるころにはきっと、あなたもゴミ袋いっぱいのものを捨てることができるようになることでしょう。
「より少ない生き方 ものを手放して豊かに生きる」の要約
まず、「より少ない生き方 ものを手放して豊かに生きる」の要約を紹介します。
本書に書かれている重要な点のみに絞って順番に解説していきます。
著者がミニマリストになったきっかけとは?
本書は、著者がミニマリストに目覚めたきっかけの解説から物語が始まります。
要約)
著者は子供と一緒にガレージを片づけるところから、物語が始まります。
ガレージを片づけていると、隣人のジューンが声をかけてきて、そこでジューンの娘が「こんなにものはいらない」と言ってミニマリストになったことを知ります。
そこから著者自身もミニマリストになることを決意します。
その後、著者はミニマリズムに関するブログも書き始め、今では月100万人以上の人が訪れるブログへと成長します。
他にも本を出版するなど、現在もミニマリズムに関する様々な活動を行っています。
ものを多く所有しても幸せにはなれない
ものを多く持つことと幸せはイコールではありません!
著者はこのことを何度も本書で伝えています。
要約)
著者はこの本の中で、ものを多く所有することと幸せはイコールではない。
むしろ、ものを多く持つことで幸せから遠ざかってしまうと言っています。
現在は大量消費が当たり前の世の中となっており、ものを多く所有することやたくさん買うことが幸せにつながるという考えが刷り込まれています。
大きな家、最新のスマホやブランド品を買うことがステータスであり、幸せと直結するということは常識のように感じませんか?
しかし、人間の欲には際限がなく、購入したばかりの時は幸せを感じますが、時間がたつとまた別のものが欲しくなってきます。つまり、欲が収まることはなく、幸せになることはないのです。
広告業界は消費社会において様々な罠を張り巡らせている
消費社会において、広告業界は様々な工夫で私たちの購買意欲を高めさせています。
特に注意が必要です。
要約)
では、なぜ物を多く所有することが常識となったのでしょうか。その理由の一つに広告業界のマーケティング戦略が関係しています。
現代ではネットや街中を見ても多くの広告を目にすることがあると思います。
見慣れた光景だとは思いますが、実は広告から無意識に物を購入することを促されています。これが消費社会の罠です。
広告業界はネットの閲覧履歴や購入状況などあらゆるデータから私たちに最適な商品を提案し、消費を促してきます。
これらの誘惑からどのように身を守るかが重要となってきます。
なぜ、ものが欲しいのかという自分の気持ちを探る
ものを買うときに、ほしいから買うのではなく、本当に必要なものなのかを吟味してから
買うことが大切です。
ものが欲しくなるのには必ず理由があります。著者は下記のように伝えています。
要約)
よくある、ものが欲しくなる理由の1つに「安心を求める気持ち」というものがあります。
安心とは人間の根源的な欲求の一つです。
しかし、「安心を求めること」と「ほしいものを買うこと」は別です。
安心を求めるということは「生きるために必要なものを買うこと」です。
「ほしいものを買うこと」は生きるために必要なものを買うことではありません。
ではなぜ、必要なものと欲しいものを混同してしまうのでしょうか。
人間の本能には「周りに認められたい」というものがあります。
これは社会的な生き物だというのが理由です。
「生きるためには周りに認められなければならない」
という思い込みが混同させてしまう理由です。
しかし、人の価値は物の所有で決まるわけではありません。
人に認められたという本当の満足感を得るためには、人のためになることが重要です。
本書では、自分のものを減らし、他人のためになることで本当の満足感を得ることができるだろうと言っています
ものを減らすためにはどうすればいいのか
人の価値はものの所有で決まらないということはわかったが、実際どうやってものを減らせばいいのでしょうか。
結論、捨てられるものから捨てていく。
要約)
まずは捨てられるものから捨てていきましょう。
特に、よく使う場所から手を付けていくのがいいと本書では紹介していました。例でいうとリビング、寝室、トイレ、お風呂場、洗面所などです。
とにかく、なくても困らないものや
1年以上使っていないもの等々を片っ端からゴミ箱に入れていきましょう。
そして、いっぱいになったゴミ袋は外に出しましょう。
そうすることで、ものがない空間をより実感できると思います。
ただし、思い出深いものなどは無理して捨てる必要はありません。
まずは捨てられるものを捨てることが、第一歩です。
ものが減った生活をとりあえず続けてみる
ものを減らすことに成功したら、とりあえずものを増やさずに生活してみましょう。
本書の言葉を借りると、少ないものでしばらく暮らす実験をすることです。
もし、捨てるべきか迷ったものが出てきた場合も同様にそのものをしばらく使わずに生活してみましょう。
1か月ほどなしで生活してみて問題なければ捨ててもいいでしょう。
3か月でも問題ありません。
しばらく使わなければ、なくても生活できるということです。
また、この実験を繰り返すうちに自分にとって本当に必要なもの、必要ないものが見えてくるかと思います。自分に本当に必要なもの、そうでないものを区別して、生活するようにしましょう。
本書におけるミニマリストとは
ここまで本書の要約、やるべきことを書いてきましたが、
結局のところミニマリストとは、いったい何なのでしょうか。
ミニマリストと聞くと、家具などが何もない部屋につらい倹約生活をする人々、
何もかもを持たない人を想像するのではないでしょうか。
ミニマリストになるということはつらいイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、本書では違います。
結論から言うと、
ミニマリストとは大切なもののみを残して
不要なものを排除して生活する人々のことを指します。
何もない部屋に住んでいる人たちも、不要なものを排除していった結果あのような生活となっているだけです。
人によって大切なものは違いますし、必ずしもそういう生活をしなければいけないわけではありません。
ぜひ、自分にとって大切なものは何かを考え、意識して生活してみましょう。
実践してみたらどうなったのか
私は昔、物が捨てられずに部屋が散らかっていました。
服も何年も着ていないのに、もったいないからととっておいて、
クローゼットからはみ出ていました。
そんな私ですが、半年前に本書を読み、実践してみました。
まず取り組んだことは以下の通りです。
・1年間着ていない服やジーンズなどは即処分
・使っている率が高いカバン、靴などを2つ残してすべて処分
・本も1回しか読んでいないもの、取り組んでいない資格の本も処分
・食べないお菓子や賞味期限の切れた調味料などももったいないが処分
・書類等も重要なもの以外は処分
実践してみた結果、45Lのごみ袋4つ分のものを処分することに成功しました。
まだまだ甘いところはありますが、いらないものが意外と多くて自分でも驚きました。
部屋を見るとまだまだものが多いような気がします。
引き続き、本当に必要なものと必要のないものについて考えていきたいです。
もし、この記事を読んで興味が出たら、ぜひ一度、本書を手に取り読んでみてください。
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